もうすぐクリスマス
2007年 12月 19日
カナちゃんの会社のひとあしはやいクリスマスパーティーにお呼ばれすること
になった。
ちゃんとめかしこんでいきなさいよ、と持ってきたカクテルドレスを着せられる
ままにおしろいも皮膚呼吸ができなくなるほどぬってタクシーにのって会場
へと出かけた。
会場はおしゃれなショットバーで背広の人がたくさんいた。
私はそんなにお酒が飲めるほうではないので、カクテルの小さなグラスを手
にこちらが部長、あちらが課長といわれるがままにお辞儀をした。
ふだんはみょうにおばさんみたいないきおいのカナちゃんが珍しく青菜に塩
の状態だったのでみると、視線の先には若いおしゃれな背広の人がいた。
おしゃれで笑顔の似合うその人はおそらくカナちゃんよりも5歳は下だろう。
「こちら、会社の小原クン。ほら、ちゃんとアイサツして」
ペコリと頭を下げると
「どうも、お噂はかねがね聞いております」
と華やかな顔でニッコリ言った。
若いのにしっかりしてるなぁ、結婚したいの?
とあとでカナちゃんに聞くとまるで熟しきったトマトのように赤くなっていた。
なにはともあれパーティーはお開き。
近所の公民館のクリスマスパーティーの方が楽しいなぁ、とおもいながら
ベランダで星空を見ながら、ひとりコーヒーをすする私なのであった。
になった。
ちゃんとめかしこんでいきなさいよ、と持ってきたカクテルドレスを着せられる
ままにおしろいも皮膚呼吸ができなくなるほどぬってタクシーにのって会場
へと出かけた。
会場はおしゃれなショットバーで背広の人がたくさんいた。
私はそんなにお酒が飲めるほうではないので、カクテルの小さなグラスを手
にこちらが部長、あちらが課長といわれるがままにお辞儀をした。
ふだんはみょうにおばさんみたいないきおいのカナちゃんが珍しく青菜に塩
の状態だったのでみると、視線の先には若いおしゃれな背広の人がいた。
おしゃれで笑顔の似合うその人はおそらくカナちゃんよりも5歳は下だろう。
「こちら、会社の小原クン。ほら、ちゃんとアイサツして」
ペコリと頭を下げると
「どうも、お噂はかねがね聞いております」
と華やかな顔でニッコリ言った。
若いのにしっかりしてるなぁ、結婚したいの?
とあとでカナちゃんに聞くとまるで熟しきったトマトのように赤くなっていた。
なにはともあれパーティーはお開き。
近所の公民館のクリスマスパーティーの方が楽しいなぁ、とおもいながら
ベランダで星空を見ながら、ひとりコーヒーをすする私なのであった。
by maecountdown
| 2007-12-19 20:06